診療科のご案内

診療部門の紹介

検査科

臨床検査とは…

医師が病気を診断し治療していくためには、患者さまのからだの状態を知らなければなりません。からだの状態を知るためには、それにまつわる様々なサインを確認していくことが大切です。この様々なサインを確認するために診察がおこなわれ、それらを確かめるために臨床検査がおこなわれます。
患者さまのからだから出るサインは、様々な形であらわれます。尿や便、あるいは血液や採取された臓器の一部などです。これらのサインを検査を通じて把握し、病気の原因の追及を行うことが臨床検査の重要な役割となります。臨床検査は病気の診断だけではなく、治療の方針を決める大きな手助けにもなります。治療経過の確認や重症度の判定、回復の度合いなどにも利用されています。
当院の臨床検査室の業務は大きく三つに分けられます。患者さまから採取した血液や尿・便などを検査する「検体検査」と、心電図や肺機能・超音波検査などで、患者さまを直接検査する「生理機能検査」のほか、外来患者さまの「採血業務」があります。
臨床検査室はこれらの業務を通して、診察支援を生活かつ迅速に行うため、スタッフ全員が協力して行っています。

検査室 検査室

薬剤部

私たち薬剤師はチーム医療の一員としてお薬を通じてより良い医療の提供や患者様からのお問い合わせに対応し、安心して医療を受けていただくよう努めております。

人員・施設・設備などのご紹介

薬局では主に外来患者様へのお薬の調剤、そして入院患者様への病棟薬の調剤業務が中心です。当院では、医師が処方したお薬を院内で調剤し、患者様にお渡ししております。会計終了時にフロントにてお薬とお薬の説明をお受け取りください。

業務内容・診療内容などのご紹介

調剤業務…医師の処方箋に基づいて患者様が服用されるお薬を調剤しております。薬剤師という立場からお薬の相互作用の有無、正しい投与量であるのかを見極め、処方箋の内容を確認してから調剤を行います。疑問があれば必ず処方箋を発行した医師に照会しております。
医薬品情報の収集…製薬会社が行う勉強会、文献、書籍、インターネットなどからお薬の効果や副作用の情報を収集し、医師や看護師、その他職員へ提供しております。
薬品管理…現在約700種類の医薬品(内服薬・外用薬・注射薬)の発注や在庫管理、納品検収、病棟への払い出し、帳簿管理、血液製剤、麻薬、毒薬などの管理を徹底して行っております。また院内医薬品集を作成し、職員の医薬品に対する知識の向上を図っております。